道路の陥没と捜索活動の現状
埼玉県八潮市で、男性1人の安否が分からなくなっている大規模な道路の陥没は、発生から80時間以上が経過しました。
穴は日を追うごとに大きくなり、現場ではスロープを造る工事が進められています。
捜索活動を難しくしていた、穴に流れ込む水への対策も行われました。
きょう午後、陥没で転落したトラックの荷台部分が、現場から運び出されました。
乗っていた74歳の男性の安否は、依然として分からないままです。
下水の流入対策と今後の方針
埼玉県の大野知事は、陥没現場の周辺に流れ込む下水の量を減らすため、家庭などからの排水などの汚水を、下水道管の上流部でくみ上げて消毒したうえで川に流す緊急放流をおとといから行っていました。
調査を進め、水の流れ込みが完全には止まっていない中で、他の原因についても検討していく方針です。