東京株式市場の急落とその背景
週明けの東京株式市場、大きく揺れました。
株価はほぼ全面安の展開となり、一時、1100円以上値下がりしました。
その背景が、アメリカ・トランプ大統領、カナダなどへの関税措置です。
これにカナダ側が報復措置に乗り出す構えで、世界経済への影響が懸念されます。
アメリカの酒はもう売らない。
カナダの製品を購入しよう。
カナダではすでに反発が強まっています。
世界経済への影響とドル円相場の動き
トランプ大統領は、両国の首脳らと課税開始前の3日、意見を交わすとしたうえで、影響は日本にも。
きょうの日経平均株価は取り引き開始直後から急落し、一時、1100円以上値下がり。
円相場では、ドルを買う動きが広がり、一時1ドル155円台後半まで値下がりしました。
さらに、アジアの主な株式市場を見ても、台湾や韓国などで株価が下落。
世界経済の先行きへの警戒感が高まっています。