道路陥没事故と運転席部分の発見
埼玉県八潮市の道路陥没事故で現場近くの下水道管からトラックの運転席部分とみられるものがきのう見つかり、県は今日もドローンを使うなどして男性の安否確認を急いでいます。
埼玉県はきのう陥没した穴の近くの下水道管の中から運転席部分とみられるものを発見したと明らかにしました。
しかし人の姿は確認できず男性運転手の安否は分かっていません。
今日も現場付近ではドローンを使って捜索が続けられています。
救助作業と障害の状況
県は見つかった物体を取り出す方法について自衛隊や消防と協力しながら検討していますが、下水道管内の硫化水素の濃度が高いことなど悪条件が重なっていて具体的な方法は決まっていないということです。
一方、救助を妨げている下水について県は上流のマンホールから下水をくみ上げ、陥没した地点を迂回する形で下流に流す作業を進めています。
県などが本格的な救助活動の再開を急いでいます。