石破総理、ワシントン到着と会談の展望
石破総理はトランプ大統領との初めての首脳会談の地、アメリカ・ワシントンに到着しました。
会談の見通しについて同行している中島記者の中継です。
石破総理はおよそ4時間ほど前にワシントンに到着し、明日、日本時間のあす未明に行われる会談に向けた準備を進めています。
トランプ大統領との会談では経済、安全保障、国際情勢など幅広い分野で意見が交わされる見通しですが、第1次トランプ政権で駐日大使を務めたハガティ上院議員は防衛費増額の約束について話し合いが行われるだろうとの見方を示しています。
トランプ大統領との具体的な課題と日本の役割
トランプ氏側からさまざまな要求が出ることが予想される中、石破総理は日本がアメリカの雇用を支える最大の投資国だとひと目でわかるよう、データを記した地図やグラフを使って説明するほか、アジアにある米軍基地を地図上で示すことでアジアの重要性を訴え、両国の国益を高め合う意識の共有を図りたい考えです。
また、石破総理は安定的なエネルギー供給を要請する考えを示していて、アメリカ側もLNGをロシア産からアメリカ産に大きく置き換えるチャンスだと話すなど、ウィンウィンの取引に結び付けたい考えです。