自民、公明、維新の高校授業料無償化協議の現状
高校の授業料無償化を巡る自民、公明両党と日本維新の会の協議は、私立高校を無償化する時期などで意見に隔たりがあり、きょうも3党の政策責任者が会談します。
新年度予算案の衆議院予算委員会での審議が続く中、自民、公明両党は年度内成立に向けて、野党側の意見を取り入れた予算案の修正も辞さない構えで、政策協議に臨んでいます。
このうち高校の授業料無償化を巡っては、おととい、日本維新の会に対し、与党案を示しました。
維新の会の提案と今後の焦点
これに対し維新の会は、私立高校も公立と同様にことし4月から無償化にすべきだとして、所得制限の撤廃とともに、加算の上限も引き上げるよう求めていて、意見に隔たりがあります。
3党はきょうも政策責任者が会談することにしていますが、維新の会は、高校の授業料無償化に加えて、社会保険料の負担軽減も要求する方針で、予算案の修正もにらみ、今月中旬までに折り合えるかが焦点です。