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冬の野付半島の生態系

野付半島の多様な生態系

北海道東部のオホーツク海に突き出た野付半島は、独特な環境が数多くの命を育んでいます。

長さおよそ26キロのこの半島は、海流で運ばれた砂が堆積してできた砂嘴で、標高はほとんどの場所で3メートル以下です。

強い海風が吹くこの場所では、雪は数センチほどしか積もらず、たくさんの草を容易に食べることができるエゾシカや、冬に渡ってくるユキホオジロなど、多種多様な動物たちが生息しています。

厳冬期の動物たちの暮らし

しかし、冬が深まるとともに雪が降り積もるため、これらの動物たちは厳しい環境に直面します。

特にキタキツネなどは、冬眠をしないまま活発に動き回り食べ物を探しますが、雪が深くなると獲物を見つけることが難しくなり、南への移動を余儀なくされます。

野付半島の生態系は、こうした厳しい環境の中で生命力を発揮し、春の訪れまで耐え忍ぶことが求められています。

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