古書店の閉業とその背景
東京・足立区で多くの地域の人たちに親しまれてきた古書店が、半世紀の歴史に幕をおろすという内容でした。
古書店ファンの方も多いというふうに思うんですけれどもね、こちらをご覧いただきたいと思います。
こうした古書店の閉業というのは全国で相次いでいまして、店主の高齢化が主な理由なんですね。
私たちの読書の機会を広げるとともに、貴重な資料の発掘ですとか、保存の役割も果たしてきた地域の古書店の現状を取材しました。
新たな形態の古書店の emergence
専門家によりますと、古書店は個人の本を引き取って販売することで、新たな読者へと読書経験を受け渡す役割を担ってきた。
古書店の減少は本と出会う多様な環境が縮小することになるので、避けるべきだと指摘しています。
その上で、店舗型が減る一方、ネット型古書店ですとか、一棚分だけの店主が複数人集まって、同じ店舗で販売する、いわゆるシェア型書店などが全国で見られるようになっているということです。
こうした新たな形の古書店が根づいていってほしいというふうに話していました。