連進さんと妻の美津さんの10年間の努力
そんな連進さんを支えたのが妻の美津さんでした。
一からビーフン作りを学び職人技を身に付けたといいます。
それから20年。
ほとんどの業者が添加物を加えて日もちのいいものを大量生産する中、2人は毎朝4時に起きて米だけで作るビーフンにこだわり続けてきました。
伝統のビーフン作りを守るため昼夜を問わず働いてきた連進さん。
数年前には体を壊し仕事量を減らさざるを得なくなってしまいました。
しかしその思いは今、息子の春賢さんに受け継がれ仕事の多くを任せられるようになりました。
地域の子どもたちとのビーフン作り体験
この日、地元の幼稚園児たちがビーフン作りの見学にやって来ました。
受け継がれてきた町の食文化に親しんでもらいたいとご夫婦が無料で受け入れているのだそうです。