事故の発生と被害者の状況
信号を無視して交差点に進入してきた車。
先月22日、福島県郡山市で撮影されたドライブレコーダーの映像です。
この車を運転していたと見られる池田怜平被告は、この直後、大学受験で訪れていた19歳の女性をはねて死亡させました。
警察は、過失運転致死などの疑いで捜査してきましたが、検察はきょう、より刑の重い危険運転致死傷などの罪で起訴しました。
先月22日の早朝、福島県郡山駅前の横断歩道で事故は起きました。
大学受験のため、訪れていた大阪・箕面市の予備校生、横見咲空さんが、飲酒運転の車にはねられて死亡しました。
運転手の飲酒状況と供述
事故前日の夜、郡山市内の飲食店に車で訪れ、およそ6時間にわたって飲酒をしたと見られています。
当日の未明に運転代行サービスを使って帰宅しましたが、このあと数時間もたたないうちに買い物のため、車で外出したということで、捜査関係者によりますと、当時についてアルコールが残っていることを自覚したまま運転したという趣旨の供述をしているということです。