車いす支援の取り組みと式典の開催
日本で使われなくなった車いすが、カンボジアの障害がある人などのリハビリ施設に贈られることになり、きのう、首都プノンペンで式典が開かれました。
都立病院で使われなくなった車いす30台余りを都内の団体が修理し、カンボジアに贈ることにしたこの取り組み。
カンボジア側の期待と現状
カンボジア側の代表は、日本からの支援に謝意を示したうえで、障害がある人たちの困難が和らぐよう期待していますと述べました。
カンボジアでは20年以上続いた内戦で埋められた地雷によって、住民が大けがをする被害が今も続いているほか、病気などで車いすを必要としながらも、経済的余裕がなく買えない人も多くいるのが実情です。