トランプ大統領の協議方針
日本製鉄によるUSスチールの買収計画を巡り、アメリカのトランプ大統領は取り引き成立の条件として大規模な投資が必要だとしたうえで今週、日本製鉄の幹部と協議する考えを示しました。
関係者によりますと日本製鉄の森高弘副会長がきょう午前、アメリカへと向かったということで、大統領との協議を前に政府関係者などと調整を進めるものと見られます。
一方、トランプ大統領はUSスチールの株式の過半数を保有することはできないという考えを示しています。
買収計画の見直しと投資検討
これまで会社はUSスチールの株式を100%取得して完全子会社化する計画を示してきましたが、政府とも連携して大統領の真意が計画の修正をどこまで迫るものなのかを確認しながら状況に応じて大規模な投資も含め対応を検討していく構えです。