備蓄米放出の背景と目的
農林水産省はきょう、政府の備蓄米21万トンを放出することを正式に発表します。
コメの価格安定につながるかが焦点となります。
具体的には、備蓄米およそ100万トンのうち、21万トンを放出します。
令和6年産米を中心に5年産米も含まれるということで、コメの流通の円滑化を目的に備蓄米を放出するのは初めてです。
放出後の市場の反応と入札価格
江藤農林水産大臣はきょう、こうした方針を発表することにしています。
先週、この時間に集荷業者にコメが集まらない現状をお伝えしましたが、今回の備蓄米の放出によって、集荷業者がコメを入手しやすくなることが期待されています。
入札ということで、一体どのくらいの価格で落札されるかが次の注目点です。