KKパークにおける外国人監禁の現状
ミャンマーの国境地帯で多くの外国人が監禁されていた問題が浮上しています。
その中で、中国系犯罪組織の拠点の一つであるKKパークが注目されています。
KKパークはタイとミャンマーの国境近くに位置し、ここでは特殊詐欺や麻薬、人身売買が行われているとされ、多くの外国人が拉致され、監禁され働かされています。
今なお、日本人を含む多くの外国人が監禁されている現状がある中で、警察庁はSNSを通じて海外に誘い出され、特殊詐欺に加担させられるケースが増加していると警告しています。
犯罪組織の拠点とその摘発の難しさ
地元メディアによれば、KKパークの開発は2020年ごろから進んでおり、カジノやホテルが建設されたとされています。
内戦状態のミャンマーでは、軍事政権の統治が及ばず、犯罪組織が流入してきていることが背景にあります。
今後、こうした犯罪組織の拠点が摘発されても、組織が他の地域に移転するなどして再び活動を再開する可能性が高いと専門家は指摘しており、根絶が難しい状況が続くと予想されています。