斎藤知事告発文書問題と維新の対応
兵庫県の斎藤知事への告発文書問題をめぐり、NHK党の立花孝志氏に情報提供した維新の兵庫県議について、党が除名処分などを検討していることが分かりました。
維新の兵庫県議3人は斎藤知事の一連の問題を調べる百条委員会の非公開情報を、昨年の知事選の期間中にNHK党の立花氏に提供したことを認めています。
関係者によりますと、県議らが所属する兵庫維新の会は、増山実県議を除名処分し岸口実県議を離党勧告処分とすることで、厳正な対応を進めています。
SNS誹謗中傷対策と知事への質問
兵庫県議会では、条例の制定が検討されているSNS上の誹謗中傷対策について斎藤知事に代表質問が行われています。
この問題を受け、維新の会から知事が進めるSNS上の誹謗中傷対策に関する条例案について課題が問われるなど、知事のパワハラ疑惑などの告発を公益通報として扱わず、告発者を懲戒処分とした県の対応についても質問が予定されています。