令和8年度以降の予算の財源と採決の難しさ
政府・与党は、来年度の予算だけでなく、将来的な安定的な運営についても考慮していると述べています。
しかし、令和8年度以降の予算に関しては、具体的な財源が示されていないため、採決ができないという指摘があります。
特に、1000億円の修正財源に対する明確な財源の提示が求められており、その無い状態での採決は不可能だと強調されています。
これに対し、内閣総理大臣は、各党の考え方を尊重しつつ、議論を進めていく必要性を訴えています。
合意文書における「念頭に置く」の意味と今後の課題
さらに、合意文書における「念頭に置く」という表現についても問われています。
これは、相手党の意見を常に意識しながら政策を考えていくという意味であり、必ずしも実行することを約束するものではないと説明されています。
最終的には、各党の主張を踏まえつつ、どう結論を導き出すかが今後の課題となるでしょう。