消火活動の現状と被害状況
岩手県大船渡市の山林火災は発生から3日目を迎えました。
今日は自衛隊の大型ヘリを増やした消火活動が行われています。
現場から中継です。
岩手県大船渡市末崎町の赤土倉漁港です。
おととい午後に市内で発生した山林火災は鎮圧には至らず消火活動が継続しています。
今日は午前6時半ごろから通常の10倍の散水が可能な自衛隊の大型ヘリ2機を追加し応援の防災ヘリを含めた15機による消火活動が行われています。
これまでにおよそ1200ヘクタール以上を焼き、住宅などを含めた建物の被害は84棟となっています。
森から逃げ出した動物の影響や煙による健康被害が懸念されており、避難指示も継続されています。
観光業への影響と避難者支援
長引く山林火災は地域の観光にも打撃を与えています。
大船渡湾を望むこちらのホテルではキャンセルが相次いでいます。
避難者を対象に温泉を無料で提供する支援も行われており、政府は引き続き緊急消防援助隊の出動を要請し、消火活動を支援しています。