核兵器廃絶に向けた若者への呼びかけ
広島市内のカフェで開かれたトークイベント。
開催した田中美穂さんは、企業で働きながら核兵器廃絶に取り組む団体の共同代表を務めています。
田中さんが意識しているのは、つながること。
若い世代が核兵器の問題に興味を持つことを期待し、SNSを使った発信に力を入れています。
先月、都内で開かれたフォーラムでは、現地の若者とオンラインでつながり、議論を行いました。
これらの活動が注目され、政府主催の国際会議に出席する機会も増え、活動の幅を広げてきました。
国際的なつながりとアート展の企画
締約国会議の会場となる国連本部の中で、カザフスタンの若者と共同で核兵器廃絶を訴えるアート展を開くことを企画しています。
田中さんは、若い世代に求められる役割が大きくなる中で、同じ志を持つ各国の同年代とのつながりを強めることが重要だと考えています。