事件と北川被告の認罪
被害を訴えたのは当時、部下だった女性検事のAさんだ。
事件は7年前2018年9月にさかのぼる。
検察の冒頭陳述などによると北川被告は懇親会で泥酔したAさんをタクシーに押し込んで自らの官舎に連れて行き犯行に及んだとされている。
去年10月に始まった裁判で北川被告は起訴内容を認め謝罪した。
職場復帰後の影響とAさんの心情
初めて公の場で胸の内を明かしたAさん。
訴えは事件そのものの被害だけにとどまらなかった。
加えて、北川被告の逮捕後に職場復帰しようとした際に同僚から虚偽告訴の噂を広められたこともあり、その影響を受けたことを明らかにしている。