山林火災の鎮圧と被害確認
鎮圧の情報に、ほっとしたという声も聞かれました。
発生から11日となる岩手県大船渡市の山林火災。
市は火の勢いが収まり、延焼のおそれがなくなったとして、鎮圧を宣言しました。
市は、避難指示が出ている地区を含むすべての地域で現地調査を行った結果、210棟の建物で被害が確認されたと発表しました。
住宅は102棟に上り、このうち76棟が全壊だということです。
市は住宅が被害を受けた人たちに向けて、岩手県と仮設住宅の建設を調整しています。
避難指示の解除と警戒活動
また、避難指示の解除はきょうも行われ、市は午後1時、赤崎町の4つの地区に出していた避難指示を解除しました。
建物被害の詳細が明らかになる中、残り火の消火を続け、警戒活動を続ける方針です。