低予算映画の快挙
映画関係者が選ぶことしの日本アカデミー賞は、低予算で作られた自主制作映画で話題を呼んだ、侍タイムスリッパーが最優秀作品賞を受賞しました。
ことしで48回目となる日本アカデミー賞。
きのう、東京都内のホテルで各賞が発表されました。
最優秀作品賞に選ばれたのは、安田淳一監督の侍タイムスリッパーです。
幕末の武士が現代にタイムスリップし、ギャップに戸惑いながらも、時代劇の斬られ役として活躍するコメディ映画です。
監督の想いと父への感謝
低予算で作られた自主制作映画で当初は1つの映画館だけで上映されていましたが、口コミで徐々に人気を集め、全国各地で上映されるヒット作となり、映画界の大きな話題となりました。
安田監督は、驚いています。
最後まで諦めずに物事をやり抜くことを私に教えてくれた亡くなった父に見せてあげたいですと、涙ながらに喜びを語りました。