コメ価格高騰の背景
牛丼、すし、そしてコンビニのおにぎり。
こうしたもので値上げが相次いでいます。
背景にあるのが、コメの価格の大幅な上昇です。
江藤農林水産大臣は、市場にコメを安定的に供給しようと、国が備蓄するコメの活用を検討する考えを示しました。
コメ備蓄の歴史と目的
国がコメの備蓄を行うきっかけになったのが、1993年の全国的なコメ不足です。
10年に1度の深刻な不作などに対応できるよう、100万トン程度を適正な水準として備蓄。
これは、主食用米の年間需要量のおよそ7分の1に当たります。
備蓄米を活用することで、流通の安定を図ることが期待されています。