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イスラエルとパレスチナの争い、人道支援物資の搬入状況

ガザ地区で続く攻撃と被害状況

イスラエル軍の攻撃が続くパレスチナのガザ地区で、アメリカが設置した浮き桟橋から人道支援物資の搬入が始まりました。

イスラエル軍は、17日にかけてもガザ地区でイスラム組織ハマスへの攻撃を続けていて、パレスチナの地元メディアは、南部ラファなどへの空爆で、少なくとも3人が死亡したと伝えています。

UNRWA・国連パレスチナ難民救済事業機関は、これまでに推計で63万人以上がラファからの避難を強いられたとしています。

アメリカが設置した浮き桟橋からの支援物資搬入開始

国連によりますと、イスラエル軍がラファでの軍事作戦を開始してからラファ検問所は閉鎖され、同じ南部にある、ケレム・シャローム検問所からの人道支援物資の搬入も滞っているということです。

こうした中、アメリカ中央軍は17日、ガザ地区の海岸に設置した浮き桟橋からの人道支援物資の搬入が始まったと発表しました。

アメリカ政府によりますと、当面は1日にトラックおよそ90台分、将来的には150台分の物資を搬入できるとしています。

ただ、国連などは1日に500台以上のトラックが入る必要があるとしたうえで、天候などの制約を受ける浮き桟橋は、人道状況を改善させる決定打にはならず、ラファ検問所をはじめとする陸路での搬入が不可欠だとしています。

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