救助活動の現状と障害
埼玉県八潮市の道路陥没事故は発生から7日目となりましたが、穴の中で湧き続ける水が救助活動を阻んでいます。
現在は穴の周辺にあるがれきを取り除く作業が行われていますが、穴の中での重機や救助隊による救助活動は中断しています。
先月28日に発生した陥没で転落したトラックの男性運転手は、穴の下に埋まっている破損した下水道管の中に落ちてしまっている可能性が指摘されています。
消防などは穴に続くスロープを設置し重機を穴の中に入れたいとしていますが、スロープは完成したものの穴の中では水が湧き続けていて崩落の危険性があることから重機は入れられていません。
水の影響と調査の進展
この水について県などは下水道管に何らかの障害物が詰まり逆流している可能性があるとして現在、調査を進めています。
未明からは水がたまっていない場所にスロープを伸ばす作業が進められていますが、本格的な救助活動の再開の見通しは立っていません。