鉛筆の持ち方における左利きへの配慮
2020年度から教科書に掲載されているものですが、鉛筆の持ち方を学ぶページで変化がありました。
これまでで言いますと、このように右手で持つ画像しかなかったんです。
左利きの子どもたちはどうするかというと、反転させてイメージして自分の手で再現するというひと手間をかけていたんです。
変化ありましてこうなりました。
左手の画像も登場しました。
このように少しの配慮があるだけで、左利きの子どもたちにとっては大きな助けになります。
何となくイメージでこんな感じかなってやってたのが、すごく分かりやすい。
書写スペースの改善と今後の展望
今までは右側にスペースがありましたが、それだけではなくて左側にも書くスペースができたということです。
右、書けますけど左で書こうとするとお手本を隠してしまうこともあったので、このように書写のページにも変化があったということです。
こういった変化が、右利きの世界で生きている私たちには気付けない部分も多くありますが、理解を深めるための第一歩として重要です。