ウクライナと北欧諸国に見るシェルター整備の成功例
核抑止力の強化が議論される中、国民保護とシェルターの整備の重要性についても触れられました。
特に、ウクライナやフィンランド、スウェーデン、ノルウェーが冷戦期に持ちこたえた理由として、高いシェルター整備率が挙げられています。
総理は、核抑止や核不拡散と同様に、国民の安全を守るための取り組みにも力を入れていく考えを示しました。
核のタブーの強化と核のない世界に向けて
また、核の小型化や戦術核の使用の議論が進んでいる現状を受けて、核兵器が実際に使用されないようにするための「核のタブー」の強化が重要であることも強調されました。
このような中で、日本は国際社会において核のない世界を訴え続ける使命があるとされ、国民保護の観点からもシェルター整備の必要性が改めて浮き彫りになっています。