選手村から「晴海フラッグ」への変貌
さあ、こちらは3年前開催された東京オリンピックの開会式です。
大会のためにさまざまな施設が整備されました。
>>湾岸部に整備された選手村は、こちら、マンション群、晴海フラッグに生まれ変わりました。
ファミリー向けを中心に整備するという方針のもと、東京都はおよそ540億円をかけて整備しました。
ただ、NHKの取材で、元選手村が投資対象となっている実態が明らかになったんです。
1000戸余りを調べたところ、所有者の4分の1以上が法人だったことが分かりました。
>>東京・中央区晴海フラッグです。
このようにマンションがずらっと建ち並んでいて、住民の姿も見えます。
このマンションのすぐそばに、小学校ですとか、あと商業施設などが整備されていて、まちづくりが進んでいます。
投資対象となった元選手村の現状
>>こうした部屋の多くは、投資用として、賃貸や転売に出されていると見られています。
複数の部屋を持つ法人の代表が取材に応じました。
>>5000万円から6000万円ほどで購入した3部屋すべてを、家賃30万円ほどの賃貸として運用。
ほかの物件に比べて投資効率がいいということです。
>>こうした事態を東京都はどのように受け止めているのか。