青酸ソーダ盗難の経緯
大阪公立大学から毒物の青酸ソーダを盗んだとして逮捕された男が父親から就職活動のことを口うるさく言われ、殺害しようと思い盗んだと話していることが分かりました。
今朝送検された竹林尚志容疑者は、大阪公立大学大学院に在籍していた去年8月、研究室の保管庫から毒物の青酸ソーダを盗んだ疑いです。
動機と警察の捜査状況
警察によりますと、竹林容疑者は今年春、製薬会社に就職しましたが、父親から就職活動のことを口うるさく言われ、殺害しようと思い盗んだと話していることが新たに分かりました。
ただ、竹林容疑者は青酸ソーダを使わず、捨てたと話し、父親は無事だということです。
同じくなくなった青酸カリについては研究室で捨てたと話していて、いずれも見つかっていないことから、警察が裏付けを進めています。