年金支給額の実質目減り
≫近野さんが値上げしてる わけじゃないので ≫いろいろあるんです。
そこで今日のポイント こちらご覧ください。
年金の支給額、これ実質目減り森林のため新たな税金。
まずこちらの年金の話なんですが今年度の年金の支給額 昨年度と比べまして2.7% 引き上がるんですね。
1992年以来、最も大きい 引き上げ幅でありまして国民年金では68歳以下の人が 月1750円増えて6万8000円。
69歳以上の方は1758円増えて6万7808円となります。
それから厚生年金。
元会社員と専業主婦の 夫婦2人分のモデル世帯では月6001円増えて23万483円ということになります。
この改定が反映されて初めて年金が支給されますのは来月の14日なんですね。
ただ、額面としては 増えてるんですけども これをもろ手を挙げて 喜んでいいかというと少し微妙なところでして年金の額というのがどう決まるかといいますと 前の年の物価や賃金に連動して 決められているんです。
ですから、物価が前の年 上がれば年金も前の年度よりも増える という仕組みにはなってるんです。
ただし、その伸び率は物価や賃金の伸び率よりも多少低く 設定されているんですね。
どうしてかというと現役世代の保険料の負担が どんどん増えていくのを抑制するための措置なんです。
つまり年金は額としては 増えてはいるんですけども物価のこっちの上昇よりは低い。
昨今の物価の上昇と 照らし合わせて考えると実質的には、目減りしている 状況だといえるんですね。
森林保護税の透明性問題
ただし、その使い道には注意が必要だ。
森林の保存や整備に使われるという説明があるが、具体的な使用計画や進捗状況の透明性が求められている。
国民から集めた税金がどのように使われるかについては、より詳細な情報提供と説明責任が必要だと指摘されている。
公共の利益を守るために設定されたこのような税金は、その効果と使用状況を明確にすることで、国民の理解と共感を得ることが重要だろう。