交通違反の仮納付書破りを公用文書毀棄と判断
大阪府警は交通違反の反則金の仮納付書を破ったとして、公用文書毀棄の疑いで男性を誤って逮捕しました。
大阪府警によりますと、昨日午後5時ごろ、大阪府摂津市の中央環状線で交通違反の取り締まりをしていた男性巡査部長の2人が進路変更した違反車両を停止させ、運転していた40代の男性に交通違反の反則金の仮納付書を手渡しました。
しかし男性が仮納付書を破ったことから公用文書毀棄に当たると判断し、現行犯逮捕しました。
誤認逮捕と気付き、釈放と謝罪
その後、警察署の幹部が仮納付書は公用文書に当たらず、誤認逮捕だったと気付き、23分後に男性を釈放しました。
巡査部長は2人とも法律を知らなかったということで、大阪府警は男性に謝罪し、指導、教養を徹底し再発防止に努めるとコメントしています。