農村部と若者の反発が与党を直撃
インドの総選挙で、モディ首相の与党連合が過半数の議席を獲得したものの、大幅に議席を減らしました。
農村部の貧困層や若者の反発がその要因と見られます。
モディ政権は製造業の活性化やGDPの上昇など経済成長を遂げたものの、経済成長の恩恵に与れなかった層の不満が高まっています。
宗教的な融和と経済の恩恵拡大が課題
また、モディ政権のヒンドゥー至上主義への批判も根強く、イスラム教徒からの反発が強いことが伺えます。
今後、宗教的な融和と経済の恩恵を広く共有する方針が国の安定の鍵とされます。