時事ニュース

アメリカ政府、ニジェールからの軍撤退方針を発表

アメリカ軍部隊のニジェール駐留と撤退背景

アメリカ政府は、去年クーデターが発生した西アフリカのニジェールに駐留させていた約1,100人のアメリカ軍部隊の撤退方針を明らかにしました。

これらの部隊は、イスラム過激派などの対策を主な任務としており、サハラ砂漠南側のサヘル地域のテロ対策の拠点と位置づけられていました。

過激派組織であるイスラミックステートなどの監視に従事していました。

撤退後の安全保障と地政学的変動

アメリカ国防総省の報道官は、これについてアメリカとニジェールが部隊の撤退に向けた協議を開始し、部隊を撤退させる方針を明らかにすると述べました。

その上で、テロ対策の実施可能な方法を模索し続ける考えを強調しました。

ニジェールでは、クーデター後に軍事政権が発足し、欧米寄りの大統領が排除されて以降、ロシアとの関係が強化されています。

フランス軍も既に撤退しており、アメリカ軍の撤退が決まったことで、ニジェールに対するロシアの影響力がさらに強まる可能性があります。

関連記事

  1. 秋元康氏がプロデュースする小学生ユニット、たべっ子キッズ
  2. 高市早苗経済安全保障担当大臣、自民党総裁選挙立候補表明
  3. 政治家の発言とその影響
  4. 絵本『ぼくのにぃに』が障害のある兄と弟の日常を描き、多くの人に影…
  5. 大阪で行われる超特急のライブ情報。
  6. 自民党と公明党、日本維新の会が予算案成立で合意。
  7. 二階元幹事長が中国訪問中に中国共産党序列3位のチョウラクサイ氏と…
  8. IHI原動機が燃費性能データを改ざん、国土交通省が立ち入り検査実…

ピックアップ記事

PAGE TOP