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日米の金融政策

FRBの金融政策会合と政策金利の据え置き

円相場に影響を及ぼすアメリカのFRB・連邦準備制度理事会の金融政策を決める会合が開かれ、12日、7会合連続で政策金利を据え置くことを決定しました。

円安に影響を与える日銀の金融政策決定会合

今週は円安の行方にも影響を与える金融政策を決める会合が、日米で続きます。

今、アメリカの政策金利は5%以上、日本が0%で、投資家は利回りの低い円を売ってドルを買う動きが強く、それが円安の大きな要因となっているんですよね。

そこでアメリカが金利を下げる、あるいは日本の金利が上がれば、円安に歯止めがかかるかなと見られているんですけれども、まず先ほど発表されたアメリカの中央銀行・FRB、インフレ率の低下が想定どおり進んでいないとして、政策金利を引き下げず、据え置きしました。

また年内に行われる利下げの回数の想定がこれまでの3回から1回に減りました。

利下げが遠のいたと受け止められています。

一方、日銀はきょうから開かれる金融政策決定会合で、大規模な金融緩和策からの転換をさらに進めるため、国債の買い入れを減額する方法や時期などを議論します。

国債は購入量が下がって価格が、購入量が減って価格が下がれば金利が上がるという関係になっていますので、日銀がどういう判断を示すか注目されます。

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