美容医療のトラブル増加とその現状
厚生労働省は、美容医療に関するトラブルが増加していることを受け、適切な在り方を話し合う検討会を夏にも開催する予定です。
国民生活センターによると、美容医療サービスの相談件数は、過去5年でおよそ3倍に増加しており、2023年度では6200件に達しています。
相談内容には、施術後のトラブルや高額請求など多岐にわたる問題が含まれています。
医師以外の医療行為禁止とその影響
エステティックサロンで医師以外が行う医療行為は禁止されており、厚生労働省は今月7日に「医師以外がHIFUを行えば医師法に違反する」と都道府県に通達しました。
この通達により、美容医療とエステの境界が明確になり、消費者が安心して美容医療サービスを利用できる環境が整備されることが期待されています。