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能登半島地震の影響と復興活動

輪島市で親子グルメイベントが開催

きょう石川県輪島市では、被災した人たちを元気づけようと、親子でグルメやゲームを楽しむイベントが開かれました。

笑顔の子どもたちも、あっ、綿菓子も、集えてるんですね。

復興への歩みが続く中、被災した人たちの移動手段や復旧作業で大きな役割を担っているのが車なんですけれども、その車を巡って、新たな課題も見えてきました。

父の日のきょう、輪島市の洋菓子店で準備が進められていたのは、お父さんカフェゼリー。

さまざまな表情をしたお父さんたちの顔が描かれています。

ゼリーを購入した池上由紀美さん。

仮設住宅に住む父親にゼリーを届けました。

能登半島地震からの復興 – 自動車学校の課題

池上さんは、地震の前までは父親と同居していましたが、地震で自宅が壊れたため、今は離れ離れです。

地域に大きな被害を残した能登半島地震。

各地の自動車教習所も大きな被害を受けました。

石川県七尾市の自動車学校です。

教習コースや校舎は大きな被害を免れたものの、合宿免許用の寮は大きく壊れ、解体されました。

学校の経営の柱である合宿免許。

しかし、生徒の7割は受け入れられなくなっていて、このまま教習生が確保できないと、学校の存続にも関わってくるといいます。

生活に車が欠かせない能登半島。

この自動車学校では、長年、地域のドライバーの講習なども請け負っていて、地域にとって欠かせないインフラともいえる存在になっています。

地域を支える役割を守り続けるために。

学校では今、次の繁忙期に当たる夏休みを前に、教習生を受け入れる準備を進めています。

壊れた寮の代わりに、近隣の宿泊施設を借り上げることにしました。

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