時事ニュース

東洋証券での社長の取締役再任案の撤回。

桑原社長の再任案撤回

東洋証券は、きのうの株主総会で桑原理哲社長の再任案を含む取締役8人を選任する議案を諮ろうとしていました。

ところが当日になって、社長の再任案を撤回したと発表しました。

会社では、事前投票の状況から株主の十分な信任が得られていないとして、桑原社長が取締役の再任の辞退を申し出たためだとしています。

アクティビストの影響と経営方針への影響

東洋証券に対しては複数のいわゆるアクティビストが議決権ベースで合わせて30%近くの株式を保有していて、このうちUGSアセットマネジメントが、このところの業績不振に加えて、株主軽視の態度が目立つとして、桑原氏を含む会社の取締役選任案に反対する意向を表明したということです。

今回のような事態は本当に異例のことで、会社の経営方針に対し、厳しい見方をする株主が増えてきていることを示す形となりました。

関連記事

  1. 香港でフェリーが桟橋に衝突、約40人が負傷
  2. ビジネスの新しいトレンド
  3. 渡辺恒雄氏のお別れの会
  4. 三菱UFJ銀行の行員が貸金庫から十数億円相当の金品を盗んでいたこ…
  5. カマラ・ハリス副大統領の役割と評価
  6. 野党4党が石破内閣に対する不信任決議案を提出したが、採決されず廃…
  7. 日銀の植田総裁がアメリカ経済の懸念を表明
  8. 昨年の日本の小中高生自殺者数が過去最多となる、原因は学校関連の問…

ピックアップ記事

PAGE TOP