輪島市の現状と復興への課題
元日の能登半島地震から今日で半年になります。
私たちは震度7を観測した石川県輪島市に来ています。
石川県では299人の方が亡くなり、8万4000棟以上の家屋が被災しました。
観光名所としても有名な朝市通りですが、大規模な火災が発生し、およそ240棟が焼失しました。
1月に私がここを訪れたときは、火災の後の焼け焦げたようなにおいが立ち込めていました。
今はそのにおいはなく、重機を使った解体作業が進められています。
半年たった今、被災地で何が必要とされているのか、復興への課題は何なのか、中継でお伝えします。
公費解体工事と被災地の現状
こちらは石川県輪島市の朝市通りです。
輪島市では130人が亡くなり、大規模な火災でおよそ240棟が焼失しました。
間もなく午後4時10分です。
街の象徴でもある朝市には、以前のような活気はまだ戻っていません。
今日、被災地各地では大勢の方による黙とうがささげられています。
先月からは公費解体の工事が始まりました。
一歩一歩ではありますが、復興への歩みを進めています。