民主党内でのバイデン大統領撤退論の動向
アメリカのバイデン大統領を巡り、民主党内で撤退論が拡大しています。
トランプ氏との支持率差が縮小
「ワシントン・ポスト」によりますと、民主党の議会下院指導部と下院議員のオンライン会議が7日非公開で開かれ、新たに4人がバイデン大統領の撤退を求めました。
会合は通常水曜日に開かれますが、党内で撤退論が収まらないことから、日曜日に前倒しして開かれたということです。
民主党では下院議員5人がすでに公に撤退を求めていました。
一方、ブルームバーグ通信は6日、バイデン氏が精彩を欠いたテレビ討論会のあと、7つの激戦州でのトランプ氏との支持率の差が去年10月以降で最も縮まったとの調査結果を明らかにしました。
大量のテレビ広告の効果ではないかと分析しています。