時事ニュース

南シナ海の領有権問題での中国とフィリピンの対立

中国政府による生態環境の調査結果

中国政府は、フィリピンと領有権を争う南シナ海の岩礁のうち、みずからが実効支配する岩礁の周辺海域では、生態環境が優れているとする調査結果を公表しました。

みずからの管轄権を主張し、実効支配を正当化するねらいもあると見られます。

フィリピンの活動による環境悪化の主張

フィリピンが意図的に軍艦を座礁させている影響で、サンゴが大幅に減少し、水質も悪化しているなどと主張していました。

中国としては領有権を争う岩礁について、フィリピンが周辺環境を悪化させる一方、中国は保護しているとする対照的な結果を示すことで、管轄権を主張し、実効支配を正当化するねらいもあると見られます。

関連記事

  1. 時間: 09:00:02 JST
  2. 南アフリカの総選挙と貧困問題
  3. 女性やシニア層が働きやすい自動車工場の取り組み
  4. 外国為替市場の動向と政府・日銀の市場介入
  5. 自民党と国民民主党が経済対策を巡る政策協議開始
  6. イスラエルとハマスの停戦交渉が難航、ハマスが新たな要求を提示
  7. ハリケーンミルトンの影響と対応
  8. 世界的なシステム障害で旅客機の運航に大きな影響

ピックアップ記事

PAGE TOP