医療施術中に心拍数低下、手足の麻痺などの重い障害を負う
逆子の長男を元の状態に戻す医療行為の際、脳に重い障害を負わせたとして、母親が医師を刑事告訴し、受理されたことが分かりました。
4年前、妊娠中だった母親の千鶴さんは、京都第一赤十字病院で逆子の長男の宝君を腹部の上から回転させる施術を受けました。
その際、宝君の心拍数が低下し、低酸素状態になったにもかかわらず、医師が緊急帝王切開などの処置を怠ったことにより、手足のまひなど重い障害が残ったということです。
病院側が医療ミスを認めるも、家族が刑事告訴を決断
病院側は医療ミスを認めていますが、医師から謝罪がなかったことなどから、家族が医師を業務上過失傷害の疑いで京都府警に刑事告訴し、今日、受理されました。