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アメリカの個人消費減速の兆しと経済への影響

トランプ氏とバイデン氏の大統領選争い

>>トランプ氏のふるまいは、そうしたことを超越した人々をまとめるリーダーとしての姿をアピールするねらいもあったように思います。

そこには、大統領の座を争うバイデン氏が、撤退圧力に直面していることも念頭に、党大会という機会をフルに生かして、支持層を広げようという思惑もありそうです。

>>この大統領選挙、大きな争点の一つが物価高と経済です。

アメリカ経済と個人消費の動向

>>通常、物価や金利が高いと、消費は落ち込みやすい関係にありますが、アメリカではこれまで、個人消費が堅調を維持して、経済をけん引してきました。

しかしこのところ、個人消費に減速の兆しが表れているという見方が出ていて、円安が続く為替市場にも影響を与えそうです。

最近、ニューヨークの街角に並ぶファストフードチェーンの間で、価格に異変が。

こちらの店では。

>>5ドルのセット、買ってきました。

まず、ドリンクとバーガー、ポテト、ナゲット、これで5ドルです。

結構、量があるなという印象です。

>>個別に買うよりも6割程度値引きされていて、主力のビッグマックのセットおよそ1800円と比べても、半額以下の値段です。

>>こうした低価格のセットを販売する動きは、ほかのチェーンの間でも広がっています。

>>値引き戦略は、家電などを扱う量販店でも。

>>複数の家電を買うと、別の家電を無料にするなど、お得感を出そうとしています。

>>こうした動きの背景にあるのが、堅調を維持してきた個人消費の減速の兆しです。

個人消費の動向を示す小売り業の売上高は、4月はマイナス、5月は0.1%の増加でしたが、市場予想を下回りました。

>>アメリカの個人消費の動向は、円相場にも影響します。

先月・6月の小売り業の売上高は、このあと日本時間の午後9時半に発表されます。

個人消費が減速すれば、FRB・連邦準備制度理事会の利下げ時期が早まり、円高が進むと予測されます。

専門家は、アメリカの家計の貯蓄が減ってきているなどと指摘したうえで。

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