イスラエル軍、フーシ派拠点を空爆
中東ではガザ地区以外の地域でも、攻撃の応酬が激しくなる懸念が出ています。
イスラエル軍は、イスラム組織ハマスに連帯を示すフーシ派のイエメンにある拠点を空爆したと発表しました。
これに対しフーシ派も、弾道ミサイルで反撃しました。
ガザ地区でも民間人の犠牲――中東の緊張広がる
ガザ地区では、イスラエル軍の空爆で1人の女性が亡くなりました。
妊娠9か月でした。
19日、その女性から赤ちゃんが医師の手術で取り上げられ、一命を取り留めました。
空爆はイスラエルから1600キロ以上離れたイエメンにも。
反政府勢力フーシ派が、イスラエルの商都テルアビブを無人機で攻撃したことなどへの対抗措置だとしています。
イスラエル軍がイエメンでの空爆を明らかにしたのは、初めてだと伝えられました。
ネタニヤフ首相はイスラエル南部へ弾道ミサイルを発射して、ガザ地区での戦闘が続くかぎり、イスラエルを攻撃し続けるとしています。
中東地域で攻撃の応酬がさらに激しくなる懸念が出ています。
中東で戦闘が拡大する中、イスラエルでは新たな火種が生まれています。