武装勢力による拠点制圧とミャンマー軍の対応
ミャンマーの少数民族の武装勢力がタイとの国境にある貿易拠点の町を制圧したことに対し、ミャンマー軍は国境に架かる橋の周辺を空爆するなど、反撃に出ています。
市民にも犠牲者が出ており、情勢は緊迫しています。
ミャンマーでは3年前のクーデターで実権を握った軍と、民主派勢力と連携する少数派民族の武装勢力の対立が続いています。
持続する少数民族の攻勢と軍の今後の動向
少数民族側の攻勢が続いていて、軍は半年の間に国境周辺における支配地域をほとんど失っています。
そして軍としては、重要な収入源であるタイとの国境貿易の拠点をこの度失ったことは大きな痛手となりました。
今後は、少数民族側が制圧した地域での軍の反撃が予想され、地域の安定化に繋がるかどうかは不確定的です。