敦賀原発2号機、規制基準に適合せず
原発事故の教訓を踏まえて強化された規制。
事実上、再稼働を認めない初めての判断です。
原子力規制庁は、福井県にある敦賀原子力発電所2号機について、規制基準に適合しているとは認められないとする結論をまとめました。
2030年度の電源構成目標と再稼働の現状
政府は、2030年度の電源構成に占める原子力発電の割合を、20から22%とする目標を掲げています。
おおむね30基前後の原発が必要ですが、33基ある原発のうち、審査に合格したのは17基で、このうち再稼働は12基です。
安全性について、疑わしきは再稼働を認めずという今回の結論。
今後、ほかの原発の審査の行方も注目されます。