ガザ地区の激化する空爆とその影響
イスラエルによる空爆が続くガザ地区では、これまでに800余りある学校の半数以上で建物に直接攻撃があり、被害を受けたとする報告書が国連などから公表されました。
イスラエル軍は27日もガザ地区への空爆を継続し、ガザ地区の保健当局は24時間で32人が死亡し、これまでの死者は34388人と発表しています。
学校被害の詳細と必要な支援措置
国連児童基金(UNICEF)と国際NGOであるセーブ・ザ・チルドレンは、衛星画像などをもとに、去年10月以降のガザ地区の学校の被害状況を分析し、報告書を公表しました。
報告書によると、813の学校のうち半数にあたる389校で建物に直接攻撃があり、被害を受けたとしています。
さらに、少なくとも59校は完全に破壊され、大規模な再建が必要とされています。