ナワリヌイ支持のジャーナリスト起訴
ロシアの裁判所は27日、反体制派の指導者で2月に死亡したアレクセイ・ナワリヌイ氏のチームが運営する動画投稿サイトのチャンネル用にビデオ素材などを準備していたとして、ジャーナリストのコンスタンチン・ガボフ氏を起訴しました。
ナワリヌイ氏のチームはロシアで過激派組織と認定され、活動が禁止されており、現在は国外を中心に活動を行っています。
コンスタンチン・ガボフ氏は、プーチン政権への批判を公に展開し、ナワリヌイ氏の動画サイトのためにビデオや写真の素材を作成していたとのことです。
国際的な報道経歴を持つガボフ氏
報道によれば、起訴されたガボフ氏は以前、ロイター通信で働いており、他にもロシアやドイツのメディアで活動していたと伝えられています。
しかし、裁判所からガボフ氏の国籍については明らかにされていません。
一方、ロシアではプーチン大統領の5期目を前に、政権に批判的な活動に対する取締りが一層強化されています。