準備委員会の総括発表と核透明性要求
2026年に開かれる予定のNPT・核拡散防止条約の再検討会議に向けた準備委員会が閉幕。
前回はまとめられなかった議長総括を発表し、各国が核保有国に対して、核戦力の透明性を高めるべきだと求めたことや、北朝鮮の核・ミサイル開発に懸念を示したことなどが盛り込まれました。
合意の難航と浮き彫りになる対立
ただ、各国が合意した内容ではないと強調する注釈が付けられ、議論の過程では、欧米と、ロシアや中国などとの間の対立が改めて明らかになる場面もあり、核軍縮への道のりが厳しい現状が浮き彫りになっています。