親子2人が行方不明、その後海中で発見
きのう、和歌山県串本町の海で、ダイビングをしていた51歳の父親と高校生の親子2人の行方が分からなくなり、その後、海中で沈んでいるのが見つかりました。
2人は病院に搬送されましたが、このうち父親の死亡が確認されました。
きのう午前、和歌山県串本町の沖合150メートルほどの所で、インストラクター1人と一緒にスキューバダイビングの体験プログラムをしていた親子3人のうち、2人の姿が見えなくなりました。
その後、インストラクターが海中に沈んでいる2人を見つけて岸に引き上げ、2人は病院に搬送されましたが、父親で岡山県倉敷市の会社員、中田宏厚さんの死亡が確認されました。
高校生息子は意識があり、警察が調査中
高校生の息子も手当てを受けていますが、意識はあるということです。
現場付近の水深は3メートルから5メートルだったということで、警察が関係者から話を聴くなどして、詳しい状況を調べています。
本州最南端の串本町は黒潮の影響で多様な生態系とさまざまな種類のさんごが生息していることで知られ、スキューバダイビングの盛んな地域です。