東京23区での熱中症による死亡者数
連日、各地で危険な暑さとなる中で、東京23区では先月、123人が熱中症の疑いで亡くなっていたことが分かりました。
農作業中の高齢者に特に多い熱中症死亡例
屋外で農作業中に熱中症の疑いで死亡するケースが相次いでいます。
おととい、神戸市北区の畑で、81歳の男性が倒れているのが見つかり、その場で死亡が確認されました。
畑に行くことが日課だった男性が家に帰ってこないことを不審に思った親族が、倒れているのを見つけたということです。
こうしたケース、2日には大分と福岡、それに兵庫で、おとといは山形、さらにきのうは富山、徳島、愛媛でも。
いずれも80代と90代の人たちでした。
自治体や消防などは、暑い時間帯を避けることや、1人での農作業を避けることなどを呼びかけています。
専門家は、体温を超える気温になる中、命の危険につながりかねないという認識を持ってほしいとしています。