日銀幹部の発言で市場の警戒感が和らぐ
今日の日経平均株価は一時、1100円を超える値上がりとなりました。
そのきっかけは、日銀幹部の発言です。
さらなる利上げについて慎重に検討していく姿勢を強調したことで、市場の警戒感が和らいだと見られます。
取り引き開始直後の下落から一転、急騰へ
けさの東京株式市場。
取り引き開始直後には900円以上値下がりしました。
しかし、午前10時半過ぎになると一転して上昇し、およそ30分間で1100円を超える値上がりに。
円相場では、円を売る動きが急速に強まって、一時、1ドル147円台後半まで2円以上値下がりしました。
会見に先立って行われた内田副総裁の講演の内容がメディアを通じて伝わり、当面、緩和的な金融環境が続き、景気が下支えされるのではないかとの見方が広がったためです。