甚大な被害をもたらした日向灘の地震
宮崎県、鹿児島県、熊本県を襲ったマグニチュード7.1の地震により、多くの被害が報告されました。
この地震は南海トラフ地震の想定震源域に近い日向灘で発生し、震源のプレート境界による逆断層型の地震とされています。
被害地域では、建物の崩壊や瓦の落下、崖の崩壊が相次ぎ、住宅やインフラに甚大な影響が及びました。
16人がけがをした被害と広範囲に広がる影響
地震による被害状況として、宮崎県、鹿児島県、熊本県では、転倒や物の下敷きになるなどして、合計16人がけがをしました。
また、災害対応策として、被災地では片付け作業が進められるとともに、防災グッズの準備や高齢者施設の事前避難といった対策も行われています。
さらに、東海道新幹線の運行速度が落とされ、神奈川県平塚市の海水浴場が一時的に遊泳禁止となるなど、広範囲にわたる影響が見られます。